中国の最大電力負荷、盛夏を迎え15億キロワット突破

CRI online    2025年7月20日(日) 19時0分

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中国全土の最大電力負荷が同日初めて15億キロワットを突破し、去年の最高値より5500万キロワット増加して15億600万キロワットに達しました。

中国国家エネルギー局が7月16日に発表したところによると、中国全土の最大電力負荷が同日初めて15億キロワットを突破し、去年の最高値より5500万キロワット増加して15億600万キロワットに達しました。中国全体の電力負荷は今週も引き続き高水準を維持する見込みで、夏季のエネルギー供給確保において最も重要な時期に入っています。

15億キロワットの電力負荷は、100ワットの電球150億個を同時に点灯させたことに相当します。今夏、中国全体の電力負荷は7月4日に14億6500万キロワットの新記録に達し、7月7日に記録を更新して14億6700万キロワットに達し、7月16日には15億キロワットを突破して史上最高を記録しました。

中国では現在、大部分の地域で平年を上回る気温が続いており、経済成長の好転も重なり、全国の電力負荷が大幅に増え、多くの地域で急上昇しています。夏に入ってから7月16日正午までに、16の省レベルの電力網の負荷が延べ36回も過去の最高値を塗り替えました。

中国各地の電力部門は電源側、送電側、電力消費側など多方面から対応措置を取り、電力供給の確保に取り組み、需要を満たしています。例えば、中国東部の江蘇省では、大規模な新型エネルギー発電貯蔵システムを導入して、ピーク時に電力網へ集中的に電力を供給し、最大で約4800万世帯の1時間分の電力需要を満たすことができます。中国南部の広東省深セン市では、発電所管理プラットフォームが秒単位の調整を実施し、充電ポスト、エアコン、新エネルギー車、エネルギー貯蔵などの資源分散を実現し、電力網の安定的な運行を支えながら確保しています。

中国国家エネルギー局は、現在、全国の電力供給は全体的に安定しており、電力の需給を綿密にモニタリングし、地域や省を跨ぐ電力調達を適正化して、夏の電力消費ピーク時の電力供給確保に全力を尽くすと示しました。(提供/CRI

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