極度絶滅危惧植物「滇桐」、広西で70年ぶりに発見―中国

CRI online    2025年7月18日(金) 9時30分

拡大

極度絶滅危惧植物「滇桐」が広西チワン族自治区で70年ぶりに発見されました。

中国南部の広西チワン族自治区にある中国科学院広西植物研究所および広西科学院の広西特色植物保全・利用イノベーションチームはこのほど、同自治区那坡県で国家重点保護野生植物の資源調査を実施した際、中国の希少個体群である野生植物の「滇桐(テントウ)」を1本発見しました。この木の胸高直径は1.5メートルに達し、樹齢は100年以上と推定されています。今回の発見は、滇桐の既知の分布範囲を拡大するとともに、最大胸高直径の記録も更新しました。

滇桐はアオイ科トウキリ属の落葉高木であり、非常に古い植物の一種でもあります。その起源は約200万年以上前の新生代第三紀後期にまでさかのぼることができ、「植物界の生きた化石」と呼ばれています。2021年には中国国家林業・草原局により、全国50種の「極度絶滅危惧種の野生植物」の一つに指定されました。1950年代、研究者が同自治区で1本の滇桐を発見して以来、今回は約70年ぶりの発見となります。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携