中国財政部は7月16日、マカオ特別行政区において専門投資家を対象に60億元（約1242億円）の国債を発行しました。同国債は投資家から広く好評を博し、引き受け総額は発行規模の約6．1倍となる365億2000万元（約7559億円）に達しました。

今回マカオで国債発行の内訳は、2年物が30億元（約621億円）、5年物が20億元（約414億円）、10年物が10億元（約207億円）で、発行利率は2年物が1．43％、5年物が1．55％、10年物が1．72％となります。

また、今回の発行には通貨当局、ヘッジファンド、資産運用機関、商業銀行、投資銀行など、多くの金融機関が積極的に参加しており、投資家はポルトガル、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイなど多くの国と地域に及びます。（提供/CRI）