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チベット自治区シガツェ市は中国と南アジアを結ぶ重要なゲートウェイとして、その地理的優位性を生かして国際内陸港の建設を加速しています。
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チベット自治区日喀則(シガツェ)市は中国と南アジアを結ぶ重要なゲートウェイとして、その地理的優位性を生かして国際内陸港(内陸国際物流拠点)の建設を加速し、地域の経済貿易発展に向けて新たな活力を注いでいます。シガツェはネパール、インド、ブータンの3カ国と国境を接し、チベット自治区の六つの陸路の国境検問所のうち五つを有しており、その中にはギロンとジャンムの二つの国際陸路通関拠点も含まれ、顕著な立地上の優位性を持っています。
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国際内陸港は「道路と鉄道の複合一貫輸送、到着直後の迅速通関」という革新的なモデルを採用し、倉庫と検疫が一体となった総合物流サービスセンターを形成しています。五つの国境検問所と効率的に連携し、「一度の通関手続きで国境を通過」を実現しており、国境を越える物の流れを大幅に効率化させています。
シガツェ成優サプライチェーン管理有限公司の総経理によると、「現在、シガツェ発の南アジア向け貨物列車は6本運行されており、輸出貨物検査場ではこれまでに累計89件の輸出申告貨物が通関しました。主な品目は新エネルギー自動車や日用品などで、2025年1月から6月までのシガツェ国際内陸港経由の輸出入額は1億5300万元(約31億6000万円)に達した」ということです。
2025年7月現在、シガツェ国際内陸港には食品加工、建材、クリーンエネルギー、チベット医薬品などの業種をカバーする154社が登録されており、累計53の投資プロジェクトが実施され、そのうち48プロジェクトが着工済みで、投資額は33億200万元(約682億円)に達しています。
計画によれば、シガツェ国際内陸港は2030年までに施設とサービスの全面的なグレードアップを実現し、周辺国との貿易協力の強化、国内外の優良な資源の集積により、双方向に連動する産業エコシステムを構築して、チベットの南アジア向け国際物流ルートの整備を強力に後押しする予定です。(提供/CRI)
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