中国初、低空飛行機の空気力学研究に特化した複合風洞が稼働開始

CRI online    2025年7月17日(木) 15時30分

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中国初の低空飛行機の空気力学研究に特化した複合風洞が7月16日、中国南東部の広東省にある広東空天科技研究院で正式に稼働しました。

中国初の低空飛行機の空気力学研究に特化した複合風洞が7月16日、中国南東部の広東省にある広東空天科技研究院で正式に稼働しました。この低空飛行機用風洞は、航空機用風洞と産業用風壁システムの長所を融合し、低空飛行機の実験室研究から実用シーン検証までの基礎設備の空白を埋めました。

風洞とは、人工的に空気の流れを制御して発生させる大型実験装置で、航空機の飛行状態をシミュレートするために使用されます。従来の風洞は一般的に単一モーターで動力システムが構成されていますが、同研究院は低空飛行機の実験ニーズを考慮し、計48基のファンを動力システムとして設計しました。都市のビル間の強風をシミュレートすることができ、飛行機の耐風安全性を全面的に検証する核心的な任務を担っています。

さらに同日、全空間無人システム総合試験場も稼働しました。同試験場は物理試験場とデジタル試験場から構成されます。物理試験場は33平方キロメートルの空域、垂直離着陸場、滑走路、5G-A通信・センサー一体型ネットワーク、測風レーダーなどで構成されるのに対して、デジタル試験場には協同設計プラットフォーム、スーパーコンピューティングセンター、デジタルツインセンター、全空間無人システム管理サービスプラットフォームが設置されています。(提供/CRI

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