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中国EVメーカーの威馬汽車が、今年9月に生産を再開し、2026年には年間10万台の生産体制を確立する計画を立てていることが明らかになりました。
中国の電気自動車(EV)メーカーの威馬汽車が、今年9月に生産を再開し、2026年には年間10万台の生産体制を確立する計画を立てていることが明らかになりました。破産から2年を経ての復活となり、2027年以降には新規株式公開(IPO)も目指します。
新たな出資者は深セン翔飛汽車販売で、上海市第三中級人民法院が今年4月に承認した再建計画に基づき、同社が威馬の4社を引き継ぎました。現在、浙江省温州市にある工場で「EX5」と「E5」の量産準備が進められており、地方政府の支援も受けています。
翔飛は2030年までの3段階の成長戦略を打ち出しており、第1段階の「復興期」(2025〜2026年)には年間1万台の販売を確保し、タイなどで海外展開もおこないます。第2段階(2027〜2028年)は年40万台の販売とIPO準備、そして第3段階(2029〜2030年)では年産100万台、売り上げ1200億元(約2兆4900億円)を目指します。
商品展開も拡大し、今後5年で10車種以上を投入する予定です。幅広い車種を開発し、国内外の多様なニーズに対応します。また、販売戦略としては、既存顧客向けの買い替え支援や法人向け提案、さらには東南アジアや中東市場などへの輸出強化を掲げています。
生産再開に向けて、温州市は専任チームを組み、地元サプライヤーとの連携支援や補助金の検討も進めています。また、翔飛は資金調達のために金融機関との連携も強化し、企業信用の回復を図ります。(提供/CRI)
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