<卓球>ネットで批判浴びた孫穎莎のコーチが反応―中国メディア

Record China    2025年7月17日(木) 12時0分

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16日、上観新聞は、米国での大会で不振だった中国女子卓球・孫穎莎のコーチが、ネット上でのバッシングに対して反応したと報じた。

2025年7月16日、中国メディアの上観新聞は、米国での大会で不振だった中国女子卓球孫穎莎(スン・インシャー)のコーチが、ネット上でのバッシングに対して反応したと報じた。

今月3〜13日に米ラスベガスで行われたグランドスラム大会・USスマッシュで、女子世界ランキング1位の孫がシングルスでベスト16止まり、女子ダブルスでも準優勝に終わる波乱があり、ファンの間で大きな不満を引き起こした。

記事は、孫を担当する邱貽可(チウ・イーカー)コーチが急成長中の蒯曼(クアイ・マン)のコーチも掛け持ちするという「一人二役」の指導体制に不満が集まったと指摘。特に過密日程の大会で両選手が同時に出場した際に邱コーチが「手が回らない」状況に陥り、孫がコーチ不在で試合に臨まざるを得なかったことに対する厳しい批判が寄せられたとした。

米国から帰国した邱コーチは16日夜にSNSの微博(ウェイボー)を更新し、ネット上で飛び交う「意図的に誘導されたかのような批判や提言、ストレス発散のための侮辱的な罵倒、事実に基づかないデマ」に対して強い懸念を示し、過激な言動が自身のみならず教え子である選手やその家族にまで大きな精神的苦痛を与えていると訴えた。

邱コーチは自身が2022年にコーチに就任して以降、孫が数々のタイトルを獲得し、特に今年の勝率は96%に達していることに言及。これは孫自身による血のにじむような努力と厳しいトレーニングによるものであり、自らもコーチとしての責任を果たすよう努めていると述べた。

また、競技スポーツにおいて常に勝ち続けることはほぼ不可能であること、選手のコンディションには浮き沈みがあること、環境の変化も試合の出来に大きく影響することなどを説明し、ファンに対して「当初の純粋な応援の気持ちを忘れず、私たちの仕事をより理性的な視点から見てほしい」と述べ、敗戦に対する寛容さを持ちつつネット上での理性ある言動をするよう呼び掛けている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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