台湾のミュージシャン、ジェイ・チョウ（周杰倫）が公開したBIGBANGのG-DRAGONとのツーショット写真では、背後にあるピカソの絵画も注目を浴びている。

ジェイ・チョウは14日、インスタグラムでワールドツアーの台北公演を終えたG-DRAGONとのツーショット写真を公開。台北市内の自宅に招いて撮ったこの写真には、ワイングラスを掲げて笑顔を見せる2人が写っているが、その背後にあるピカソの「剣を持つ銃士」らしき絵画にもユーザーから大きな関心が寄せられている。

芸術品のコレクターとしても知られるジェイ・チョウだが、4年前にはオークション会社サザビーズの特別キュレーターを務め、共同で展覧会を企画している。なおジェイ・チョウの芸術への関心は、中学校の美術教師だった母親からの影響が原点とされている。

ジェイ・チョウは4月に歌手で俳優の山下智久も自宅に招いており、SNSに登場した2人のツーショット写真には同じくこのピカソの絵が登場していた。ピカソが晩年の1967年から制作を始めた「銃士」シリーズは、アレクサンドル・デュマの小説「三銃士」などからインスピレーションを得たとされ、主に油絵とデッサンで構成されている。台湾メディアは、同シリーズのオークションの最低落札価格は800万ドル（約12億円）で、最高2000万ドル（約30億円）に達すると報じている。（Mathilda）