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17日、香港メディア・香港01は、大地震発生の風説による影響で、6月の香港からの訪日客数が前年同期比で30%以上減少したと報じた。写真は香港国際空港。
2025年7月17日、香港メディア・香港01は、大地震発生の風説による影響で、6月の香港からの訪日客数が前年同期比で30%以上減少したと報じた。
記事は、今年に入ってから「7月5日に日本で大地震が発生する」との風説がネット上で拡散したと紹介した上で、日本政府観光局が発表した今年6月の訪日客数が前年同期比7.6%増の337万7800人ながら、4月の390万人から2カ月連続で減少したことを伝えた。
そして、6月の訪日客数では香港、タイ、オーストラリア、フィリピンの4カ国・地域で減少が見られ、中でも香港は同33.4%減少の16万6800人となり、5月の同11.2%減を上回る大幅減になったと指摘。今年1〜6月の累計でも5〜6月の減少が大きく響いて前年同時期を5000人下回る127万1000人にとどまり、世界で唯一の減少になったと紹介している。
記事は、6月の香港からの訪日客が大きく減少した原因について政府観光局が「学校の休暇期間の影響に加えて、日本で大地震が起きるという情報が絶えず拡散した」ことを挙げており、タイやオーストラリア、フィリピンについては航空便が減少したこと、学校の休みが6月にかからなかったこと、5月の連休に訪日客が集中したことが減少につながったとの認識を示したと伝えた。
一方で、6月の訪日客で最も多かったのは中国本土の79万7900人(同19.9%増)で、韓国の72万9800万人(同3.8%増)、台湾の58万5000人(同1.8%増)と続いたと紹介。1〜6月の累計では韓国が478万3500人(同7.7%増)で最も多く、これに中国本土が471万8300人(同53.5%)が肉薄していることを伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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