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中国が提案した「電力貯蔵用ウルトラキャパシタ」に関する国際標準案が、このほど国際電気標準会議で正式に採択されました。
中国が提案した「電力貯蔵用ウルトラキャパシタ」に関する国際標準案が、このほど国際電気標準会議(IEC)で正式に採択されました。この提案は、ドイツや日本、フィンランドなど各国の支持を得ており、電力貯蔵分野で初めてとなるウルトラキャパシタの国際標準となります。
この国際標準は、既存のウルトラキャパシタ関連の国際基準が電力貯蔵分野において抱える課題や不足点を分析した上で、将来的な標準整備の方向性を示すものです。今後、世界的な電力貯蔵用ウルトラキャパシタの標準化を促進する上で、大きな意義を持つとされています。
ウルトラキャパシタは、優れた電気的特性、極めて長いサイクル寿命、優れた環境適応力、高い安全性と安定性を兼ね備えており、電力貯蔵分野ではリチウムイオン電池に代わる技術として期待されています。
中国はこの分野において世界をリードしており、既に世界初となる5メガワット規模のウルトラキャパシタ火力併用周波数調整実証プロジェクトや、世界最大容量となる16メガワットのウルトラキャパシタによる周波数調整プロジェクトで成功を収めています。
現在、電力貯蔵用ウルトラキャパシタの導入容量は世界全体で1ギガワットを超えており、急速な成長が続いています。その規模は、2030年までには5ギガワットから10ギガワットに達すると見込まれています。(提供/CRI)
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