拡大
中国の上半期の物品貿易輸出入額は21兆7900億元だった。
国務院新聞弁公室は14日に記者会見を行い、税関総署の関係責任者が今年上半期(1-6月)の中国の対外貿易の運営状況を説明した。関連データによると、上半期の物品貿易輸出入額は前年同期比2.9%増の21兆7900億元に達したという。
今年に入り、複雑で厳しい国際情勢に直面しながら、中国の対外貿易は高い強靱性を維持しており、規模の拡大、質の向上、変動要因のコントロールを実現し、各地・各当局は総合的な政策パッケージを打ち出し、対外貿易の安定に取り組んだ結果、さまざまな面で前向きな兆しが見え始めている。
第一に、対外貿易の「友情の輪」が一層多様化し、新興市場がさらなる成長に貢献している。貿易パートナー別にみると、上半期には中国の「一帯一路」共同建設国との貿易額は11兆2900億元に達し、対外貿易全体の51.8%を占めた。今年は中国と欧州連合(EU)の国交樹立50周年に当たり、上半期のEUとの輸出入総額は同3.5%増の2兆8200億元となり、1日当たりの貿易額は150億元を超え、国交樹立当時の年間貿易額に匹敵する。
第二に、対外貿易の「新しさ」と「価値」が上昇し続け、ハイテク製品と高付加価値製品の競争力が強化され、輸出の原動力はより優れたより新しいものへとシフトしている。上半期の電気機械製品の輸出額は同9.5%増の7兆8000億元となり、輸出総額の60%を占めた。このうち新たな質の生産力と密接な関連がある先端設備の成長率は20%を超え、グリーン・低炭素を象徴する新三種の神器(電気自動車、リチウム電池、太陽電池)の成長率は12.7%となった。
第三に、貿易主体に活力がみなぎっていた。上半期には、民間企業と外資系企業の輸出入はどちらも増加傾向を保ち、中でも民間企業が対外貿易に占める割合は57.3%に達した。外資系企業の輸出入も好調で、5四半期連続で成長を維持しており、中国の輸出入の実績がある外資系企業は7万5000社に達して2021年以降の四半期の最高を更新した。こうしたデータにより、中国は多国籍企業の理想的で安全かつ有望な投資先であることが証明されている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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