日本の「防衛白書」小学校配布に韓国も注目、ネットは「また反日」「今はそれより反中を」

Record Korea    2025年7月16日(水) 12時0分

拡大

15日、韓国・世界日報は「日本政府が独島(日本名:竹島)は日本固有の領土だと主張してきた防衛白書の子ども版を作り、小学校に配布し始めた」と報じた。

2025年7月15日、韓国・世界日報は「日本政府が独島(日本名:竹島)は日本固有の領土だと主張してきた防衛白書の子ども版を作り、小学校に配布し始めた」と報じた。

記事はNBC長崎放送の放送を引用し「防衛省は今年、子ども版『防衛白書』約6100冊を全国約2400の小学校に送付した」「子ども版は2021年から毎年作られネット上で公開されてきたが、今年初めて、冊子化して小学校に送付された」と説明。その上で、「掲載されている地図では独島が『竹島』、東海(日本名:日本海)が『日本海』と表記されている」「ただ、日本政府が防衛白書で明示してきた『竹島は日本固有の領土』という文言は掲載されていなかった」と指摘している。

また、「軍事力中心の観点から周辺国にスポットを当てる防衛白書を小学校に配布することについては現地でも懸念の声が上がっている」とも伝えている。長崎市教育委員会は「学校にはさまざまな国にルーツを持つ子どもたちが在籍しているため、この冊子に記載された内容で傷つく子が出てくる可能性もある」として、冊子を職員室などで保管するよう学校に連絡したという。

記事は、被爆者の男性が、冊子配布の対象が小学生であることに危機感を持ち「小さいうちから学んだことは当たり前になってしまうおそれがある」とコメントしていることも紹介している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本にはいい人がたくさんいるが、悪いやつも多い」「これだから日本を許すことはできない。やり口が卑劣だ」「日本は間違っていると文句を言って終わるのではなく、韓国の子どもたちにも正しい内容を教育する必要がある」など、怒りの声が寄せられている。

一方で、「始まったぞ、反日だ」「また反日の空気をつくろうとしてるな」「それより西海(黄海)の構造物(中国との境界が定まっていない水域に中国が無断で設置した)を何とかしなよ」「済州島の心配が先だ。中共に占拠されてるぞ」「今は反日より反中が急務だ」などのコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携