中国の演算能力、過去5年で平均30%近く成長

人民網日本語版    2025年7月15日(火) 5時30分

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中国の演算能力は過去5年で平均30%近く成長した。資料写真。

内モンゴル自治区フフホト市で開催された「2025グリーン演算能力(人工知能)大会」の開幕式で、中国情報通信研究院と内モンゴルホリンゴル

新区管理委員会は共同で「グリーン演算能力発展研究報告(2025年)」を発表した。それによると、中国における演算能力の全体規模は過去5年間近くで平均30%近くの速度で成長しており、演算能力産業のグリーンかつ低炭素な発展の特徴が際立っている。新華社が伝えた。

報告書ではまず、演算装置のグリーン化について、中国は高性能チップにおけるプロセス・アーキテクチャの一体化したイノベーションを推進し、先進ストレージ技術やコンピューティングインメモリ技術の開発に重点的に取り組んでいる。また、高密度集積IT機器や液冷システムの大規模導入により、演算装置の演算効率と記憶効率を体系的に向上させている。

演算基盤のグリーン化については、2024年末時点で中国国内の稼働中データセンターにおける標準ラックの総数が900万を超え、液冷、計算・電力・熱・炭素の統合管理、プレハブモジュール、スマート運用管理などの技術が広く応用されており、データセンターの設計・建設・運用のライフサイクル全体にわたるグリーン化を推進している。

演算とエネルギーの協調的なグリーン化については、中国はグリーン電力の直接供給やグリーン電力とグリーン証明書の取引を積極的に進めており、エネルギー貯蔵・マイクログリッドなどの先進的モデルを採用するとともに、統合型エネルギー・演算能力調整システムの構築を通じて、エネルギーと演算能力の協調的発展を推進している。一部の先進的データセンターでは、グリーン電力の使用率が約80%に達している。

演算能力の利用と協調的なグリーン化については、グリーン演算能力がすでにエネルギー、製造、小売、交通、建築などの産業分野に深く融合されており、現在、中央企業のクラウド導入率は86%を超えている。これにより、従来産業の「クラウド移行・データ活用・インテリジェント化」を効果的に支援し、省エネ・排出削減の目標達成にも貢献している。(提供/人民網日本語版・編集/ES)

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