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河南省初のドローンによる山間部郵便配送ルートが開通しました。
中国の東部内陸部に位置する河南省初のドローン郵便配送ルートが、同省安陽市にある太行山の山間部で正式に開通し、辺ぴな村に住む住民は郵便物や小包などの発送と受け取りができるようになりました。
安陽市林州石板岩鎮郵政支局では、郵便物や物品を積載したドローンが標高1100メートルを超える交通が不便な村の周辺を往来しています。山頂にある上坪村の村人が徒歩で石板岩鎮の郵便局を往復すると4時間かかりますが、ドローンによる郵便ルートが開通してからは、わずか7分で山のふもとから郵便物や小包などが村に届けられるようになりました。
石板岩鎮にある17の村は山に分散しており、今回11本のドローンによる郵便ルートが開通した結果、1日に1〜2回の定刻飛行が実施され、11の村に住む4000人以上の村民がこのサービスを利用することができるようになりました。
目下、ドローンを利用した物品郵送の料金は従来の郵便宅配便方式と変わらず、普通小包では、1キロ以内は約8元(約164円)、2キロ目から1キロ当たり約4元(約82円)です。村人は郵便物や小包などを村の郵便低空物流ステーションに持ち込み、梱包後計量します。その後携帯電話でQRコードをスキャンして名前や荷送り人、荷受人などの個人情報を入力すると、自動印刷された送り状が出来上がり、これを箱に貼り付け、荷物保管場所に置きます。その後、職員がこれらの宅配物をドローンに乗せて山のふもとにある郵便支局に送り、支局経由で全国に直接配送されます。この山間地域では、従来の普通郵便輸送方式もまだ存在しており、村人は需要に応じて物流方式を選択することができます。(提供/CRI)
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