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中国が独自に建造した水深2000メートル級のサクションアンカー24基がブラジルに向け出荷されました。
中国海洋石油集団(CNOOC)が13日明らかにしたところによると、中国が独自に建造した水深2000メートル級のサクションアンカー24基が、中国南部広東省珠海市からブラジルに向け出荷されました。これは、中国が外国に輸出した極めて深い深海で応用される石油・天然ガス設備の一つです。
サクションアンカーは大水深での係留に重要な装備で、大型吸盤のように海底地盤にしっかりと吸着し、浮体式洋上風力発電など浮体構造物の効率的な固定を実現しています。
今回引き渡されたサクションアンカーの設計水深は2000メートルを超え、総重量は約2674トン、最も大きい単体の高さは21メートル、直径は8メートルに達するものの、壁厚はわずか25ミリで、超大直径寸法の精度制御、超薄壁厚変形制御など多くの技術的難題に直面しました。
CNOOCブラジルメロ油田第2期プロジェクト向けサクションアンカー建造担当マネージャーの王騰飛氏によると、プロジェクトチームは中国で初めて大水深サクションアンカーの横型接続、立型組立調整工程を開発し、円筒を回転させながら再つり上げする組立プランを革新的に採用し、3次元スキャン測定、有限要素シミュレーションテストなどの先進技術を大規模に応用したそうです。その結果、99.9%以上の品質合格率と1メートル当たり1ミリ以下の精度偏差を実現し、全体的に業界の先進レベルに達しました。
今回引き渡されたサクションアンカーは、ブラジル南東部沖のサントス盆地のプレ塩層にあるメロ油田に運ばれ設置されることになっています。(提供/CRI)
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