中国初の海洋級インテリジェント総合科学調査船「同済」号が引き渡し

CRI online    2025年7月14日(月) 9時30分

拡大

中国船舶工業集団公司が明らかにしたところによると、同社傘下の黄埔文沖船舶有限公司が建造した中国初の海洋級インテリジェント総合科学調査船「同済」号が13日、上海市で引き渡されました。

中国船舶工業集団公司が明らかにしたところによると、同社傘下の黄埔文沖船舶有限公司が建造した中国初の海洋級インテリジェント総合科学調査船「同済」号が13日、上海市で引き渡されました。

同済号は中国が独自に設計・建造した2000トン級の次世代グリーン、静音、インテリジェント型総合科学調査船で、同済大学が海洋地質、海洋化学、海洋生物などの科学調査に加え、科学研究、人材育成、科学普及教育、文化伝承などの多機能を統合した「海上キャンパス」を目指して力を入れて開発したものです。

同済号は全長82メートル、船幅15メートルで、乗組員15人と科学調査隊員30人が乗船でき、航続距離は8000カイリです。外洋では、自動操船が可能で、インテリジェント省エネ航路設定も行えます。また通信連携能力に優れており、船対船、船対地、船対空中無人機や水中ロボットとの立体的で総合的な通信が可能です。

注目すべきは、同済号は2000トン級の船体でありながら460平方メートルの作業甲板、320平方メートルの実験室エリア、1人当たり10.2平方メートルの居住空間、合計100平方メートル超の会議エリア、階段教室、レクリエーションエリア、フィットネスエリアなどを備えており、コンパクトながら3000トン級科学調査船の運用能力を備えている点です。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携