トランプ米大統領は12日、EU、メキシコからの輸入品に対して、8月1日からそれぞれ30%の関税を課すと発表しました。

トランプ大統領はソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル（Truth Social）」に欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長とメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領に宛てた書簡を投稿しました。トランプ大統領はメキシコに対して、フェンタニルなどの米国流入を阻止できておらず、不法移民の流入阻止の面でも米国と十分な協力を行っていないと主張し、EUに対しては、関税と非関税貿易障壁が米国の対EU貿易赤字を招き、双方の関係は「互恵とは程遠い」と主張しました。

トランプ大統領は最近、20カ国以上の首脳に相次いで書簡を送り、8月1日からこれらの国に新たな関税を課すと示しました。トランプ大統領はまた、8月1日から米国に輸入されるすべての銅に対して50%の関税を課すと発表しました。（提供/CRI）