拡大
中国外交部の報道官は「『南海仲裁案』問題における中国側の立場は一貫して明確であり、『裁定』は違法かつ無効であり、何ら拘束力を持たない紙くずである」と述べました。
フィリピン外務省は先日、「南海仲裁案の裁定」発表から9年に関する声明を発表し、フィリピン外相が関連シンポジウムで基調講演を行いました。中国外交部の報道官はこれに関する記者の質問に応じ、「『南海仲裁案』問題における中国側の立場は一貫して明確であり、『裁定』は違法かつ無効であり、何ら拘束力を持たない紙くずである」と述べました。
同報道官は、「中国はいわゆる裁定を受け入れず、認めず、当該裁定に基づくいかなる主張や行動も受け入れない。中国の南海における領土主権と海洋権益はいかなる状況においてもこの裁定の影響を受けない」と述べました。
同報道官はまた、第一に、南海仲裁案は国際法の基本原則に違反していること、第二に、南海仲裁案は国連海洋法条約に違反していること、第三に、南海仲裁案は南海の基本的事実に反していることを強調しました。
同報道官はさらに、「中国は一貫して南海の他の当事国と交渉を通じて紛争を平和的に解決し、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国と共に『南海各方面行動宣言』を全面的かつ効果的に履行し、『南海行動準則』の早期実現を推進し、南海の平和と安定を守るために強力な制度的保障を提供することに尽力している。われわれは関係国にこれ以上裁定という違法な紙くずを持ち出して事を荒立て、ましてやこれを口実に権利侵害や挑発を行わないよう忠告する。その結果は得よりも損失の方が大きく、自らが不利益を被るだけだ」と指摘しました。(提供/CRI)
Record China
2025/7/13
CRI online
2025/7/13
CRI online
2025/7/13
Record China
2025/7/12
Record China
2025/7/11
Record China
2025/7/11