2年間の空白が話題になった中国の俳優フー・イーティエン（胡一天）が、ドラマ「天才少女」でティエン・シーウェイ（田曦薇）と共演することが分かった。

2017年のヒット作「ツンデレ王子のシンデレラ」などで知られるフー・イーティエンは、24年配信の時代劇ドラマ「惜花芷～星が照らす道～」を最後に新作情報がなく、最近では中国のSNS・微博（ウェイボー）で「673日間の空白期間」のスレッドが登場。長い空白についてフー・イーティエン本人が冗談交じりに「転職して引退した」と語ったことなども話題になっていた。

このほど8月クランクイン予定の現代ドラマ「天才少女」で、フー・イーティエンがティエン・シーウェイと共演することが明らかになった。同名小説を実写化する「天才少女」は、9歳でIQ170の天才であることが分かり、宇宙物理学に情熱を注いで最年少の大学教授になる林知夏が主人公。その小学生時代からの同級生で、裕福な家庭で育つ優等生だったが林知夏に自尊心をくじかれる、外見はクールながら熱い心を持つ「江逾白」をフー・イーティエンが演じる。

ブレーク作となった「ツンデレ王子のシンデレラ」で、幼なじみの天真爛漫なヒロインを黙々と支え続ける主人公を演じたフー・イーティエンだが、「天才少女」での役どころもキャラクター設定が非常に似ていることが注目され、早くも期待の声が上がっている。（Mathilda）