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第15回東アジア首脳会議参加国外相会議が11日、マレーシアのクアラルンプールで開催され、中国からは王毅共産党中央政治局委員・外交部長が出席し、あいさつしました。
第15回東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議が11日、マレーシアのクアラルンプールで開催され、中国からは王毅共産党中央政治局委員・外交部長が出席し、あいさつしました。
王部長は、「今年は東アジア首脳会議の創設20周年に当たる。各方面はこれを節目に、相互理解と信頼を深め、平和と安定を守り、繁栄と発展を促進していくべきだ」と述べました。中国はそのうえで、次の3点の提案を行いました。
王外交部長は1点目として、「対話への回帰」を挙げ、「サミットの本来の趣旨は建設的な対話を展開して、戦略的な相互信頼を増進することだが、近年、一部の域外国がこの趣旨から逸脱し、サミットの場を利用して意見の相違を宣伝し、他国への非難や内政干渉を行っている」と指摘したうえで、「各方面が互いを尊重し、誠意ある対話に集中し、理解と協力を増進すべきだ」と呼びかけました。
続く2点目として、「発展への回帰」とし、「発展こそが共通する最大の目標であり、実務的な協力を通じて、東アジアの人々がより良い生活を送れるよう努力しなければならない」と説明しました。そのうえで、「一国主義と保護主義は、近視眼的なものの見方でしかなく、危険だ。すべての国が共にケーキを大きくし、発展の成果を共有することが、最も良い選択だ」と述べました。
そして3点目は、「開放への回帰」であるとし、「東アジアにおける協力で得られる有益な経験は、開放的な地域主義の実践にある」と示しました。そのうえで、中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)主導の地域協力の枠組みを支持し、多国間貿易体制を断固として守り、ハイレベルの地域自由貿易ネットワークを構築し、地域の一体化を推進していく」との姿勢を示しました。(提供/CRI)
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