中国 西夏陵が世界遺産に登録 国内登録数は60件に

CRI online    2025年7月13日(日) 7時0分

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国連教育科学文化機関(ユネスコ)第47回世界遺産会議が11日、フランス・パリで開かれ、中国が申請していた「西夏陵」が世界遺産リストに登録されることが決定しました。

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国連教育科学文化機関(ユネスコ)第47回世界遺産会議が11日、フランス・パリで開かれ、中国が申請していた「西夏陵」が世界遺産リストに登録されることが決定しました。これにより、中国の世界遺産の登録件数は60件に達しました。

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「西夏陵」は、中国の西北部、現在の寧夏回族自治区銀川市に11世紀から13世紀にかけて存在した、遊牧民族の一つタングート族(党項族)による西夏王朝の陵墓群で、自然地理上の重要な分水嶺である賀蘭山脈の東麓に位置しています。その分布面積はおよそ40平方キロメートルに及び、9基の王陵、271基の陪葬墓、面積5万平方メートル余りの北端建築遺跡、そして32カ所の洪水防止施設遺構が含まれており、賀蘭山脈と調和し、雄大で壮麗な陵墓景観が形成されています。西夏陵は、西夏王朝に由来する現存する最大規模・最高等級で、かつ最も保存状態の良好な考古学遺跡であり、西夏王朝がシルクロードにおける中継地点かつ中枢としての地位を実証するものです。

西夏陵

「西夏陵」は立地・方位の選定や空間構成、陵墓制度、陵墓建設技術、葬送習慣などの面における特徴は、唐や宋の皇帝陵の陵墓制度と伝統的な木造建築体系を全面的に受け継いでいるということです。(提供/CRI

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