欧州連合（EU）の欧州対外行動庁（EEAS）は10日、「パレスチナ自治区ガザでの人道状況改善でイスラエルと合意に達した」と発表しました。

合意によると、イスラエルはガザへの人道支援物資の搬入拡大を認め、物資搬入ためにガザの南北とイスラエルの境界にある検問所をさらに多く開き、エジプトやヨルダンを経由する人道支援物資の輸送ルートを再開することに同意し、人道支援施設の基本的な運営を確保するための燃料供給を回復し、人道支援者の安全を保障し、海水の淡水化や電力供給など重要インフラ施設の復旧を推進することを約束しました。

EU側は、合意されたすべての措置の実施を確保するために国連機関や非政府組織との協調を保つとの姿勢を示しました。（提供/CRI）