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11日、香港メディア・香港01は、ネット上で「中国の科学者が広東省で大地震が起きると予測した」という風説を流布した疑いで男が公安当局から行政処分を受けたと報じた。
2025年7月11日、香港メディア・香港01は、ネット上で「中国の科学者が広東省で大地震が起きると予測した」という風説を流布した疑いで男が公安当局から行政処分を受けたと報じた。
記事によると、32歳の男が6月30日にSNS上で中国科学院の専門家が話す写真とともに「広東省でマグニチュード8の大地震が発生する」という情報を拡散させ、現地住民を不安にさせるとともに、公共の秩序を乱したとして公安当局から行政処分を受けた。また、この情報に触れた30代から50代の男性3人も、事実確認をしないまま情報を拡散させたとして同様に行政処分を受けたという。
虚偽情報に用いられた中国科学院の専門家、倪四道(ニー・スーダオ)氏は地震学を研究する地球物理学者で、現在中国科学院精密測量化学・技術イノベーション研究院の副院長を務めている。騒動発生後には関係者が「情報の内容は倪氏の発表したものではなく、純然たる虚偽情報である。ネット上の風説に対して強く非難するとともに、情報を流した人物の責任を追求すべく警察に通報した」とのコメントを出した。
記事は、広東省が比較的安定した地盤に位置しており地震活動の頻度や発生する地震の強度は低いと紹介する一方、大きな地震が全く発生しないわけではなく、1962年にはマグニチュード6.1の河源地震が発生したこともあると伝えている。(編集・翻訳/川尻)
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