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海南省にある臨高灯台が国際航路標識機関により「2025年度歴史的灯台」の称号を授与されました。
中国南部の海南省にある臨高灯台がこのほど、国際航路標識機関(IALA)により「2025年度歴史的灯台」の称号を授与されました。
臨高灯台は海南省臨高県北端の岬に設置されており、三方を海に囲まれ、瓊州海峡の重要な航行補助標識として機能してきました。1894年に建てられ、海南島に現存する最も歴史の古い近代的な灯台であり、IALAが1998年に選定した「世界各国の歴史的に特に重要な灯台100選」の一つでもあります。海口航路標識処は2010〜2011年に同灯台を修復し、「古きをありのままに修復する」という原則に基づき、灯台完成当時の姿に復元しました。
歴史的な灯台を修復したのは、灯台が航行の安全を保障するだけでなく、海洋を探求する人類の勇気を見守るものとして、奥深い文化的記憶であり、人類の航海文明の重要な証にもなります。歴史的な灯台の保護と現代における「活性化」利用を研究するために「IALA 2025年度歴史的灯台保護国際シンポジウム」がこのほど海南省海口で開幕しました。シンガポール、マレーシア、日本、韓国などの国と地域から30人余りの代表が参加し、歴史的な灯台の保護、持続可能な利用、若年層に向けた灯台文化の普及などについて議論しました。
「年度別の歴史的灯台」はIALAが世界的な灯台遺産に対する世界の関心と保護を高めるために設立したもので、2019年に選考活動が開始されて以来、フランス、ブラジル、モロッコ、イタリアなどの国の歴史的灯台が相次いで入選しました。(提供/CRI)
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