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10日、香港メディア・香港01は、上海浦東国際空港のアップグレードされたサービスについて報じた。写真は上海浦東国際空港。
2025年7月10日、香港メディア・香港01は、上海浦東国際空港のアップグレードされたサービスについて報じた。
記事は、ビザ免除政策拡大に伴って上海市にある浦東、虹橋の両空港ではインバウンド客が大幅に増加しており、今年1〜6月に2つの空港から入国したインバウンド客は前年同期比44.7%増の延べ256万人に上り、中でも浦東国際空港は237万人で全国最多となったことを紹介。トランジット利用や深夜到着便がより利用しやすくなるよう、同空港では休憩キャビンや24時間無料シャワーなどさまざまなサービスを導入して利用客を呼び込んでいると伝えた。
そして、第1、2ターミナルや国際便(および香港・マカオ・台湾行き)出発ロビーで新たに30個設置した休息キャビンは、フルフラットにできるソファや独立した空調システム、収納式のミニテーブルに鏡、充電ポート、調節可能なライトを備えているほか、使い捨ての毛布やスリッパ、耳栓、アイマスクなども用意されおり、料金は1時間65元(約1300円)だと紹介した。
また、空港内には一晩を過ごすための無料休憩スペースも8カ所用意されており、1000人以上を収納できると説明。一部の席は大きくリクライニングができ、スマートフォン用のホルダーも備え付けられているとした。さらに、24時間無料シャワー設備も各ターミナルに計5カ所設置してあり、ドライヤーやアメニティー用品が用意されているほか、滑り止め防止マットや荷物棚、バリアフリーの手すり、乳幼児向けのおむつ台など誰でも気軽に利用できる設計になっていると伝えた。
記事はこのほか、飛行機の遅延が頻発する夏季輸送ラッシュ時に合わせて、同空港では国内外の航空会社と提携して影響を受けた乗客に場内100カ所以上の店舗で使える遅延食事券を配布するサービスを行っていることや、アプリで料理を注文すると空港スタッフが無料で出発ロビーや搭乗口までスピーディーに配達してくれるサービスなどを紹介している。(編集・翻訳/川尻)
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