中国の国家市場監督管理総局、国家標準化管理委員会は、9日の2025青島国際標準化大会で、食糧や農業機械、消防応急、ロボットを含めた146項目の外国語版国家標準を発表しました。英語やロシア語、フランス語、ドイツ語、日本語など11の言語が含まれています。「標準」は世界の「共通言語」であり、国際貿易の「通行証」でもあります。外国語版中国国家標準は科学、技術、ビジネスにおける国際交流と協力、国際貿易往来を支える重要な技術文書です。

外国語版中国国家標準は現在までに、2484項目を発表しており、農産物や食品、消費財、冶金（やきん）、建材、機械、エネルギー、紡績、化学工業、航空宇宙、情報技術、電子電気、物流輸送、環境保護、医薬衛生、文化旅行、スポーツなど、国民経済における20余りの分野を含んでいます。国家標準を外国語に翻訳することは、標準化の対外開放レベルを高めるうえで取った重要な措置で、中国が国際標準における協力をよりよく展開し、世界の共同繁栄に貢献するのに役立ちます。（提供/CRI）