ベルリンの慰安婦像が間もなく「引っ越し」―独メディア

Record Korea    2025年7月10日(木) 11時10分

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独メディアのドイチェ・ヴェレ(中国語版)は9日、ドイツのベルリンに設置された慰安婦像が間もなく「引っ越し」を迎えると報じた。

独メディアのドイチェ・ヴェレ(中国語版)は9日、ドイツのベルリンに設置された慰安婦像が間もなく「引っ越し」を迎えると報じた。

記事によると、ベルリン・ミッテ区政府は8日、ある住宅協同組合が慰安婦像の移設先として、無償でスペースを提供したと発表した。新たな設置場所は、現在の位置からわずか100メートルしか離れていないという。

記事はベルリンの慰安婦像について「原型は韓国の首都ソウルにある日本大使館前に設置された銅像であり、第2次世界大戦中に日本軍によって『慰安婦』にされた女性たちを記念するためのもの」と説明。「歴史学者によると、大戦中に約20万人、主に韓国の若い女性たちが日本軍によって性奴隷になることを強制されたと推計される」などと伝えた。

ベルリンの慰安婦像は現地在住の韓国系市民団体「コリア協議会」によって2020年に設置されたもので、当時ミッテ区政府からは一時的な設置許可が与えられた。その後、2度にわたり設置期間が延長されたが、同団体が24年8月に像の恒久設置を申請したところ、区政府はこれを却下し、24年10月末までに撤去するよう命じた。これに対し同団体は申し立てを行い、ベルリン行政裁判所は25年4月、像の設置を25年9月28日まで認める判断を下した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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