EUに対中政策の見直しを要請―中国外交部

CRI online    2025年7月10日(木) 10時20分

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中国はEUに対中政策の見直しを要請しました。

中国外交部の毛寧報道官は9日の定例記者会見で、欧州委員会のフォンデアライエン委員長が先日表明した中欧関係に関する見解について、「欧州側にはより客観的で理性的な対中認識を持ち、より積極的で現実的な対中政策を実施するよう望む」と述べました。

EUが関心を持っている経済問題について、毛報道官は「中国と欧州との経済貿易規模は巨大であり、協力の過程で意見の相違が生じることは避けられない。欧州側には双方の経済関係をより全面的・客観的かつ積極的に捉え、差異ばかりを強調するのではなく、対話を通じて問題解決を図るよう望む。個別の貿易問題を過度に政治問題や安全保障問題と結び付けるべきではない」と強調しました。

毛報道官はさらに、「現在の中欧貿易の状況は、マクロ経済環境、国際貿易情勢、双方の産業構造など複数の要因が複合的に作用した結果であり、単純に一方の責任に帰すことはできない。市場経済の原則を尊重し、強制的な取引を行うべきではない。中国は欧州から市場ニーズに即した高品質な製品の輸入を拡大することに積極的であり、同時にEUが中国へのハイテク製品の輸出規制を緩和することを期待している。中国の補助金政策は、WTO(世界貿易機関)のルールに完全に準拠しており、透明性が確保されている。補助金は中国に限ったものではなく、欧州側がこの問題において二重基準を適用することは許されない」と述べました。(提供/CRI

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