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中国の研究チームは全世界の脳卒中患者に新たな治療法を提供しています。
中国科学技術大学付属第一病院(安徽省立病院)が7日に発表したところによると、同病院神経内科の胡偉教授チームの脳卒中に関する最新研究成果が4日、世界医学界のトップジャーナル「ニューイングランドジャーナルオブメディシン」(NEJM)にオンラインで掲載されたとのことです。
この研究は、質の高いエビデンスに基づく医療により初めて確認されたものです。発病4時間30分以内に標準静脈内血栓溶解治療を受けたものの、血管内血栓除去術の要件を満たさない急性非心原性虚血性脳卒中患者に対して、血栓溶解療法後の早期(1時間以内)に短時間作用型静脈内抗血小板薬チロフィバン(糖タンパクIIB/IIIA受容体拮抗<きっこう>薬)を加えることで、患者の完全回復率を著しく向上させ、安全性も良好であることが証明されました。
この発見は、世界中の膨大な数に上る虚血性脳卒中患者に全く新しい安全かつ効果的な治療法を提供するとともに、中国の急性虚血性脳卒中の精密治療分野における独自のイノベーションと臨床研究能力が新たな段階に達したことを示しています。(提供/CRI)
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