杭州蕭山空港、無申告の外来種ヤモリ類35匹の持ち込みを阻止―中国

CRI online    2025年7月10日(木) 7時30分

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杭州蕭山空港は無申告の外来種ヤモリ類35匹の持ち込みを阻止しました。

中国では近年になり、変わったペットの飼い主が増えています。税関によると、無申告あるいは偽った届けを使うなどさまざまな方法で海外から変わったペットを持ち込もうとするケースが時おり発生しています。

杭州蕭山空港では今年5月、韓国のソウルからやってきた旅客が無届けで、生きたオウカンミカドヤモリ35匹を持ち込もうとして、検査係官に阻止されました。持ち込もうとした者は、海外で購入した友人から中国国内に持ち帰るよう依頼されたのであり、暖かい環境を好む動物なので、厚みのある衣服で包んだと説明しました。

オウカンミカドヤモリは中国にとって、自然環境下で生息していない外来種に属します。一部の変わったペットはおもしろそうに見えるのですが、実際に飼育するのは難しいものです。多くの飼い主は飼育条件について事前の判断が不十分で、動物の習性についての理解も不十分であるために、飼育を放棄したり、逃げられてしまうことがしばしば発生しています。

杭州税関動植物検疫所植物検疫科の劉付超科長は「変わったペットが逃げ出せば、現地の生態環境や生物多様性の保護、公衆衛生などに悪影響を与える可能性がある。特に外来侵入種の場合には、農林牧畜漁業生産に計り知れない経済損失をもたらす恐れがある」と指摘しました。(提供/CRI

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