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卓球のWTT USスマッシュ2025女子シングルス2回戦で、世界ランキング1位の中国の孫穎莎が勝利したが、1回戦に続く接戦となった。
卓球のWTT USスマッシュ2025女子シングルス2回戦で、世界ランキング1位の中国の孫穎莎(スン・インシャー)が勝利したが、1回戦に続く接戦となった。
9日の2回戦で同26位のエジプトの17歳ハナ・ゴーダと対戦した孫は、第1ゲームを接戦で落とす。第2ゲームは取り返すも、第3ゲームはデュースまでもつれた末に奪われ、後がなくなる。それでも、第4、5ゲームは地力の差を見せて、ゲームカウント3-2(9-11/11-7/10-12/11-7/11-7)で勝ち切った。
孫は7日の1回戦で同33位のリウ・ヤンズー(豪州)にゲームカウント3-2で勝利した。2戦連続のフルゲームとなり、今大会は以前見られたような圧倒的な力が鳴りをひそめている。中国メディアの北京晩報は「再び第5ゲームまでもつれる苦戦」と孫の戦いぶりを報じている。
孫はゴーダとの試合後、「最終的に勝てて良かったが、振り返らないといけないことがたくさんある。対戦は初めてだったけど、彼女のことはある程度把握していた。彼女は攻撃力を持っていて、勝ちたいという強い気持ちもある。若くて勢いもあった。最後に勝てたのは自分が確固たる信念を貫いたから。要所で自分をうまく奮い立たせることができた」と語った。
中国の著名なスポーツ解説者の周冠達(ジョウ・グアンダー)氏は「今日のゴーダのパフォーマンスが良かったのは確か。そうでなければここまで接戦になることはなかった。ただ、苦戦の原因は相手だけでなく、やはり孫自身の調整にあったと言える」と述べた。
なお、孫は3回戦で、同17位の陳熠(チェン・イー)と同国対決に臨む。(翻訳・編集/北田)
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