中国の首都・北京にある天安門広場と長安街でこのほど、街灯の清掃と点検作業が全面的に始まりました。8月上旬までに、253基の街灯、2849個の電球、6000余りの光源の定期清掃・点検・保守を完了させる予定で、省エネ効果の高いCLED光源（電流LED内蔵定電流チップ光源）も初めて試験導入されます。

また今年は街灯のカバー、配線、安定器、ヒューズなどの定期点検に加え、街灯の異常を検知するシステムの重点点検が初めて実施されます。このシステムは各光源の稼働状態をリアルタイムでモニタリングでき、光源に異常が発生すると、遠隔監視システムが作動し、バックエンドで警告表示が点滅し続けるため、故障を即時に検知・対応できます。

さらに今回の点検では、天安門広場にある110基の街灯が埋め込まれた花崗岩製の台座に対して本格的なメンテナンスも実施されます。メンテナンス作業を担当する北京市都市照明センターは、台座の補修、部品交換を実施し、徹底洗浄後に石材保護剤を塗布し、破損や欠けのある部分を精密に補修します。（提供/CRI）