天津税関が虚偽申告による密輸を摘発、明清代の貴重文化財流出を阻止―中国

CRI online    2025年7月9日(水) 19時20分

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天津税関傘下の天津郵便局税関と新港税関はこのほど、国外持ち出し禁止文化財の密輸を相次いで摘発し、明清時代の貴重な文化財の海外流出を阻止しました。

天津税関傘下の天津郵便局税関と新港税関はこのほど、国外持ち出し禁止文化財の密輸を相次いで摘発し、明清時代の貴重な文化財の海外流出を阻止しました。

天津郵便局では先ごろ、税関職員がX線検査画像で不審な海外郵便物に注目しました。荷物の申告品名は「衣服、食品、化粧品、日用品」でしたが、X線画像には急須やふた付き茶碗のような陶磁器、金属製の置物が写っており、申告内容とは明らかに一致せず、虚偽申告の典型例を示していました。開封検査の結果、磁器5点を発見し、うち青花染付け磁器のつぼは、その色合いや形状から年代を感じさせるもので、専門家の鑑定により、清代の青花松竹梅文壺(国外持ち出し禁止文化財)と確認されました。

上記の案件は目下、密輸取締部門に引き継がれています。中国文化財保護法では、文化財を輸送、郵送、携帯して国外へ持ち出す場合、税関に申告し、文化財輸出許可証を提示して通関することが義務付けられています。文化財の密輸が犯罪に該当する場合は刑事責任が問われ、犯罪に該当する要件を満たさない場合でも、税関は関連する法律や行政法に基づき処分します。(提供/CRI

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