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中国国家開発銀行は今年上半期、物流分野のインフラ事業に対して前年同期比67%増の120億元の融資を実施しました。
中国の国家開発銀行が8日に発表したところによると、今年上半期、同行は物流分野のインフラ事業に対して前年同期比67%増の120億元(約2500億円)の融資を実施しました。主たる融資先は国家物流ハブ、国家基幹コールドチェーン物流基地、中国と欧州を結ぶ国際貨物列車の「中欧班列」、複合一貫輸送モデルプロジェクトなど、物流インフラ施設の建設プロジェクトです。
例えば、中国南東部の広東省では、国家開発銀行広東支店が2億元(約40億円)の融資で、同省雷州市の総合コールドチェーン物流パーク第1期プロジェクトの建設を支援しました。同プロジェクトでは第1号冷蔵倉庫が現在までにほぼ完成しており、第3四半期(7〜9月)に稼働開始する予定です。同プロジェクトは雷州市の特色ある産業の発展を促すだけでなく、広東省湛江市の中国国家基幹コールドチェーン物流基地の建設を力強く後押しし、広東省西部の農産物の全国市場への輸送を支援します。
一方、中国北部の天津市では、国家開発銀行が融資により支援した天津南港危険品スマート物流総合サービスセンターの建設が完了し、段階的にテスト運営に投入されていきます。同センターには北京・天津・河北地区で初めての危険物専用駐車場が設けられました。この駐車場には450台以上が駐車でき、さまざまな危険物輸送車両の駐車需要を満たすことができます。また、車両の安全検査や危険物の保管、運転手の訓練など総合的なサービスも提供できます。
国家開発銀行は今後、「輸送路・ハブ・ネットワーク」の複合型現代化物流運営システムの建設に対する中長期の融資支援を強化し、物流と産業の深い融合を促しつつ、質の高い現代物流事業の発展に金融面からの支援を提供していきます。(提供/CRI)
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