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ブラジル・リオデジャネイロで開催されていた第17回BRICS首脳会議が7日、閉幕した。
ブラジル・リオデジャネイロで開催されていた第17回BRICS首脳会議が7日、閉幕した。サミットはリオデジャネイロ宣言を発表し、人工知能(AI)や気候変動など多くの分野の成果文書に合意した。中国は、グローバルガバナンス改革の推進などのテーマを巡り、世界の平和と安寧を維持し、経済成長エネルギーを強化し、文明間の交流と相互参考を促進するという三つの主張を提起するとともに、BRICS協力とグローバルサウスの発展を支援するための多くの措置を発表し、国際社会の熱い話題になっている。
近年、中国とBRICSは常に平和のために奔走してきた。中国は今回、BRICSは公正さを主張し、正義を伸長し、紛争の平和的手段での解決を後押しし、事柄それ自体の理非曲直に基づいて根本策を模索しなければならないと強調した。これにより、BRICSはホットな国際問題において建設的な役割を果たすことができるようになる。
経済の下向きという試練に直面する世界は早急に発展の新たなエンジンを探さなければならない。そうした中、「新しい方向へ進む」が「大BRICS協力」における輝きとなっている。中国は今回の会議で、中国―BRICS新たな質の生産力研究センターを設立すると発表した。北京師範大学BRICS協力研究センターの主任である王磊氏によると、これはBRICS新産業革命パートナーシップを巡って打ち出した新たな重要な措置であり、BRICSの今後の発展方向と高度に符合し、時代の潮流に順応するものだ。
中国は、デジタルやグリーンなど新興分野における協力を拡大発展させ、グローバル発展イニシアチブの枠組みの下で「デジタルサウス」ブランドを構築することを提案した。今後5年間でサウス諸国向けにデジタル経済とAIに関する研修プログラムを200期実施する。
これと同時に、米国による貿易上のいじめに対し、BRICSは、多国間主義を維持し、公平で開かれた国際経済貿易秩序の構築を推進する声を改めて上げた。新開発銀行(NDB)設立10周年に際し、中国は、同行の強大化を支持し、国際金融協力の水準を引き上げるとの立場を表明した。
世界で最も重要な新興市場国と発展途上国の団結協力プラットフォームであるBRICS協力メカニズムは、グローバルサウスの団結協力を促進する主要なチャンネルであるだけでなく、グローバルガバナンス改革を後押しする先鋒力でもある。中国は今回、世界銀行の持分の審議と国際通貨基金(IMF)の議決権シェアの調整の推進を提案した。会議はまた、安全保障理事会を含む国連の包括的な改革への支持も表明した。
この20年でBRICS協力メカニズムはグローバルサウスの団結協力の「金看板」へと発展した。中国は今後も引き続き、さらに多くの実際の行動で「大BRICS協力」が安定的かつ長期的に発展するよう後押しし、変乱が絡み合う世界にさらに多くのプラスのエネルギーを注入していく。(提供/CRI)
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