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8日、韓国・KBCニュースによると、今年上半期の新車購入における20~30代の割合が過去10年間で最も低い水準を記録した。写真はソウル。
2025年7月8日、韓国・KBCニュースによると、今年上半期の新車購入における20~30代の割合が過去10年間で最も低い水準を記録した。若者層の「自動車所有」に対する認識が急速に変化していることを示す結果だとしている。
CARISYOU(カーイズユー)データ研究所によると、上半期の20代の乗用車新車登録台数は2万9066台と集計された。全登録台数(約51万1000台)の5.7%にとどまる。20代の新車登録の割合は16年の8.8%から減少を続け、昨年は6.7%となった。今年通年ではさらに落ち込む見通し。
また、今年上半期の30代の新車登録台数は約9万9000代で、19.5%を記録した。20%を下回ったのはこれが初めてだという。16年の25.9%に比べ6.4ポイント落ち込んだ。
一方、60代の新車登録は16年の9.6%から、今年上半期は18.0%に急増した。70代も2.8%から4.5%まで増加している。新車購入の22.5%が高齢者層ということになる。
記事は、若者層が自動車を購入しなくなった背景について「車は必須だという認識ではなくなり、カーシェアが広まったこと」「上がり続ける新車価格の負担」を挙げている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「若者は首都圏に集中し、家がない、デートする経済力もない、恋人もいない。税金、ガソリン代、駐車場代、いろいろかかるからある程度の年俸がないと車なんて買えない」「若者の車離れの原因はいろいろだと思うけど、結婚せず子どももいないから、車も必需品ではなくなったことが大きいと思う」「コロナを言い訳にして、やりすぎじゃないのと思うほど車の値段を上げたことも影響してると思う」「1、お金がない。2、ソウル市内だと車での移動がいいとは限らない」「公共交通機関を使ったら何か問題でも?」「簡単だよ。車を買う金がない!」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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