韓国生まれの双子のジャイアントパンダ「睿宝（ルイバオ）」と「輝宝（フイバオ）」が7日、2歳の誕生日を迎えました。

2頭を含む「宝」（バオ）ファミリーを飼育しているソウル郊外の京畿道（キョンギド）竜仁（ヨンイン）市にあるテーマパーク「エバーランド」では、「ルイバオ」と「フイバオ」のために2歳の誕生会が特別に開催され、パンダファンが各地からエバーランドに駆け付け、2頭の誕生日を祝いました。

中国の戴兵在韓国大使も同日、エバーランドを訪れました。戴大使は、パンダは中国の国宝であり、中国と他の国の友情の懸け橋でもあると述べ、宝ファミリーを丁寧に世話する飼育員に感謝の意を示し、「パンダがすくすく成長し、元気でかわいい姿を見ることができてうれしく思う。宝ファミリーが中韓両国民の友情に独自の貢献をすることを望んでいる」と表明しました。

韓国に貸与されたジャイアントパンダのつがい「楽宝（ローバオ）」と「愛宝（アイバオ）」は2016年3月3日、エバーランドに到着し、韓国での生活を始めました。2020年7月20日、2頭の間に長女「福宝（フーバオ）」が生まれました。その後2023年7月7日、初の雌の双子パンダ「ルイバオ」と「フイバオ」が誕生しました。長女の「フーバオ」は2024年4月に帰国し、現在は中国南西部の四川省にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥竜神樹坪基地で暮らしています。（提供/CRI）