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7日、韓国メディア・毎日経済は「済州島などを訪れる国内ゴルフ旅行に比べ費用が半分ほどで済む海外ゴルフ旅行パッケージが登場した」と伝えた。 資料写真。
2025年7月7日、韓国メディア・毎日経済は「済州(チェジュ)島などを訪れる国内ゴルフ旅行に比べ費用が半分ほどで済む海外ゴルフ旅行パッケージが登場した」と伝えた。
ゴルフ・旅行業界によると、日本ゴルフ専門旅行会社「テラツアー」がこのほど「国内より安価な1泊2日、日本ゴルフ旅行」と名付けたパッケージツアーを夏期限定49万9000ウォン(約5万3000円)で発売した。北九州の2カ所のゴルフ場で18ホールずつプレーでき、往復航空券、空港からゴルフ場までの移動、グリーンフィーなど全ての費用を含む。
一方、済州島の場合、36ホール(1泊2日)パッケージが現在50万~60万ウォン代で販売されているが、実際には、かなりの「追加料金」がつくことになるという。1人15万~20万ウォンの航空券価格は別途負担、ゴルフ場に移動するためのレンタカー費、キャディーフィーなども必要で、最終的に客単価は80万ウォン代になる。
韓国と日本の1泊2日ゴルフ旅行の価格がこのように逆転したのは、これが初めて。日本で7月に大地震が起きるといううわさが広まり航空券の価格が暴落したために可能になったことだという。一時的なことではあるが、国内ゴルフ業界、特に済州島は直接の影響があるものと予想される。
済州島では21年に289万人のゴルファーがラウンドしているが、この年がピークで、昨年は234万人台まで急減した。今年1~3月期は33万人水準で過去最悪。この傾向が続けば、今年は通年で150万人の維持も難しいと思われる。
一方、済州島に背を向けたゴルファーは日本や中国を訪れているという。韓国人に一番人気の海外ゴルフ旅行先はベトナムのダナン、ニャチャンなどは、冬期にラウンドしているゴルファーの80~90%が韓国人だという。
記事は「グリーンフィーバブル、ぼったくり料金で悪名の高いクラブハウスなど、コストパフォーマンス面では最悪の韓国のゴルフ場は、体質改善をしないかぎり、韓国人ゴルファーから見限られるしかない」と指摘している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「航空券込みでこの値段?。何か条件つきじゃないの?」「グリーンフィーだけじゃなく、往復航空券代も入れて日本のほうが安いなんて」など、驚きの声が多数寄せられている。
その他、「済州島に行くくらいならそのお金で海外に行ったほうがいい」「韓国はゴルフ場でぼったくり料金の食事を義務的にしなきゃならない。日本はそういうことをしないからゴルフの費用が安く済む」「スキー場も日本のほうがいいよね」「ちょっと安いからって(夏期に)行ったら暑さで死んじゃうんじゃないの」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)
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