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2007年7月7日・8日、チベット自治区ゴルムド市で青海チベット鉄道建設幹部グループ会議が開催された。主催した中国共産党中央政治局委員、曽培炎国務院副総理は青海チベット鉄道の運用状況を視察、この1年の運用を振り返った。
2007年7月7日・8日、チベット自治区ゴルムド市で青海チベット鉄道建設幹部グループ会議が開催された。主催した中国共産党中央政治局委員、曽培炎(ゼン・ペイイェン)国務院副総理は青海チベット鉄道の運用状況を視察、運用1年を振り返った。
曽副総理は青海チベット鉄道が世界一の標高に敷設された鉄道であり、凍土を超え、高原の環境を保護するなど幾多の技術的難題を抱えたプロジェクトだったことを指摘、その成功を讃えた。2006年7月1日の開業から1年間が過ぎたが、高原の厳しい冬や旧正月の繁忙期などを経験した。この間、運行は適切に行われ、死亡事故が起きていないという。青海チベット鉄道はこの1年間に累計で旅客260万人以上、貨物1300万トン以上を運んだ。
さらに敷設工事終了後の工事施設撤去、環境回復などの作業も全て順調に終了したことが明らかにされた。すでに中央政府による確認作業も終了したという。(翻訳・編集/KT)
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