全民族抗日戦争勃発88周年記念式典と、「民族解放と世界平和のため」をテーマとする特別展の開幕式が7日午前、北京市内の中国人民抗日戦争記念館で開催されました。中国共産党中央委員会政治局常務委員会委員で同委員会書記処書記の蔡奇氏は開幕式で談話を発表し、特別展の開幕を宣言しました。

蔡書記は演説の中で、「88年前の今日、日本の軍国主義は国内外を震撼（しんかん）させる盧溝橋事件を意図的に引き起こし、横暴にも全面的な中国侵略戦争を発動した。中国の軍隊と国民は奮起して抵抗し、全民族による抗日戦争が勃発し、世界反ファシズム戦争における東方の主戦場を開いた。中国共産党は抗日戦争の最前線で勇敢に戦い、中国の抗日戦争の前進する方向をリードし、中国人民による抗日戦争の偉大な勝利を勝ち取り、世界反ファシズム戦争の勝利に重要な貢献をした」と述べました。

「民族解放と世界平和のため」特別展は8セクションから成り、1万2200平方メートルの展示総面積には写真1525点、文化財3237点が展示されています。（提供/CRI）