ネット上のプラットフォームのデータによると、6日午後0時35分現在、中国の2025年夏休み期間（6〜8月）の映画総興行収入（前売りを含む）は25億元（約500億円）を超えました。

今年の夏休み映画はジャンルが多様で、コンテンツが革新的で、上映本数が多く、歴史、サスペンス、アニメ、SF、アクションなど10種類以上のジャンルをカバーする60本以上の国内外の映画が公開され、観客の異なる好みに合わせて豊富な選択肢を提供しています。

中国の国産映画では、コメディー、サスペンス、アニメを題材にしたジャンルの映画が多いです。コメディーの『長安のライチ（仮題）』は馬伯庸（1980年生まれの歴史小説家、代表作は『長安十二時辰』）の同名小説が原作で、唐代の小吏が「ライチ使」の任務を果たすために征途に就く物語です。同じくコメディー映画『Put Up or Shut Up（英題）』は、ある少年が音楽の夢を実現するために、幼い頃から父と一緒に家を出て学び、最終的にトップレベルの芸術の殿堂に登った物語です。

歴史、戦争を題材にした映画『東極島』は、第2次世界大戦中に中国の舟山東極島で発生した真実の歴史を再現するもので、1942年に1800人以上の英軍の捕虜を乗せた日本の貨物船「リスボン丸」が舟山諸島付近で米軍の潜水艦に撃沈され、東極島の漁民が船に乗っていた300人以上を救助した物語です。（提供/CRI）