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中国国産の四足歩行ロボット「黒豹2.0」が6日、秒速10.3メートルの驚異的な走りを披露し、米ボストン・ダイナミクス社のワイルドキャットが10年間保持していた秒速8.89メートルの世界記録を破った。
中国メディアの快科技などによると、中国国産の四足歩行ロボット「黒豹2.0」が6日に行われた中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の世界ロボット技能競技会の最新ラウンドで、秒速10.3メートルの驚異的な走りを披露し、米ボストン・ダイナミクス社のワイルドキャットが10年間保持していた秒速8.89メートルの世界記録を破った。
黒豹2.0は、中国東部の浙江省杭州市にある浙江大学杭州国際科学イノベーションセンター人型ロボットイノベーション研究院が、鏡識科技、凱爾達という二つの会社と共同で開発した四足歩行ロボットで、重さは38キロしかなく、四足で直立した際の高さは63センチ。
黒豹2.0のこのような速さは、トビネズミを模したカーボンファイバー製の下腿(かたい)により剛性が135%向上しつつも重量の増加を16%にとどめたことや、チーターの爪を模した特殊なランニングシューズによりグリップ性能が200%向上したことなどによるものだという。(翻訳・編集/柳川)
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