中国の四足歩行ロボが10年間破られなかった世界記録を更新―中国メディア

Record China    2025年7月7日(月) 20時0分

拡大

中国国産の四足歩行ロボット「黒豹2.0」が6日、秒速10.3メートルの驚異的な走りを披露し、米ボストン・ダイナミクス社のワイルドキャットが10年間保持していた秒速8.89メートルの世界記録を破った。

中国メディアの快科技などによると、中国国産の四足歩行ロボット「黒豹2.0」が6日に行われた中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の世界ロボット技能競技会の最新ラウンドで、秒速10.3メートルの驚異的な走りを披露し、米ボストン・ダイナミクス社のワイルドキャットが10年間保持していた秒速8.89メートルの世界記録を破った。

黒豹2.0は、中国東部の浙江省杭州市にある浙江大学杭州国際科学イノベーションセンター人型ロボットイノベーション研究院が、鏡識科技、凱爾達という二つの会社と共同で開発した四足歩行ロボットで、重さは38キロしかなく、四足で直立した際の高さは63センチ。

黒豹2.0のこのような速さは、トビネズミを模したカーボンファイバー製の下腿(かたい)により剛性が135%向上しつつも重量の増加を16%にとどめたことや、チーターの爪を模した特殊なランニングシューズによりグリップ性能が200%向上したことなどによるものだという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携