ショートドラマ主演女優が撮影中に急死?劣悪な労働環境に注目集まる―中国

華流    2025年7月7日(月) 10時0分

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中国ショートドラマの主演女優が撮影現場で急死したとの話題が浮上し、撮影の過密スケジュールを問題視する声が多く上がっている。

中国ショートドラマの主演女優が撮影現場で急死したとの話題が浮上し、撮影の過密スケジュールを問題視する声が多く上がっている。

5日、中国のSNS・微博(ウェイボー)に投稿された「ショートドラマの主演女優が急死し、主演俳優も意識不明の状態」との話題がネット上で一躍注目を浴びた。中国メディアの封面新聞は、映画・ドラマの撮影基地「横店影視城」のある浙江省の現地警察および医療機関に問い合わせたところ、「緊急通報は受けていない」との回答を得たと報道。投稿者と関連コメント投稿者に連絡を取ったが返信はなかったとした。

フェイクニュースとみられる今回の投稿だが、この騒ぎにネットユーザーからは撮影現場での過密スケジュールを心配し、「考え直すきっかけにすべき」との声が多く上がった。中国では1話10分程度のショートドラマの人気に火がついた後、近年は1話につき1~2分のマイクロドラマが人気の高まりとともに量産されており、こういった作品に出演する俳優が最近のライブ配信で「長い時は連続40時間以上」と撮影現場の過酷さを語ったことも話題になった。

今回のような突然死の真偽を裏付ける明確な証拠はないものの、劣悪な労働環境は周知の事実であることから、働く人の権利を守るためにも早急に業界基準を策定すべきだという声も上がっている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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