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大阪万博の中国館でCGTN中国芸術推進計画シリーズ3(日本語版)が初公開されました。
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7月5日、大阪万博の中国館でCGTN中国芸術推進計画シリーズ3(日本語版)が初公開されました。この特別展は唐代の木造建築の造営美を中心に、デジタルインタラクティブを駆使して建築に込められた盛唐の美学を表現。世界の来場者に向けて、中国伝統の芸術文化を理解する新たな窓口を開いています。
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中国古代建築の技術と芸術の頂点とされる唐代建築は、中国だけでなく世界の建築史にも深い影響を与えました。今回公開された「大唐造営」デジタル特別展は、中国唐代の建築に焦点を当て、3つのテーマで展開されています。AIアニメーション、3Dモデリング、没入型インタラクティブ体験を通じて、「中華第一の国宝」とされる唐代建築の仏光寺東大殿、盛唐の風貌を代表する建築群・大明宮、そして当時世界最大の都市であった唐の都・長安城を再現。唐代の建築様式や美的秩序を多角的に浮かび上がらせます。来場者はデジタル技術を通じて、千年前の都市空間に「足を踏み入れ」、建築の背後にある文化や哲学、芸術の精神を体感することができます。
7月5日は、中国営造学社による仏光寺の唐代建築発見88周年の記念日でもあります。会場では仏光寺東大殿を高精度で再現した建築模型も展示されており、あわせてVRやARを体験することができます。大阪万博の来場者は、没入型体験によって仏光寺東大殿を見学することで、建築の細部や壮大な寺院景観を間近に感じ、盛唐の美学を味わうことができます。
またイベントには、大阪駐在中国の方煒副総領事、中国国家館の鄔勝栄館長、日本の有名キュレーター・長谷川祐子氏、大阪市立美術館の内藤栄館長、日本に長年滞在している中国人建築家・王芸武氏など、中日の文化・建築などの分野の代表らが出席し、中日の人的・文化交流をテーマとした交流が行われます。
中日間の文化交流は、盛唐時代に日本へと渡った古代建築の「仏光(仏像の後ろの光の輪)」や「飛檐(反り上がった軒)」に見られ、また、今日においても、振り返りの中で相互理解を深め、新たな発見を得ることができます。今回のデジタル特別展は、従来の形式を突き破り、世界中の来場者に中国的美意識を理解する新しい窓を開いただけでなく、古今を繋ぎ、文明の相互学習と交流の実現に向けて、新たな視座と実践を提供するものだとして来賓の皆様の見解が一致しました。
「CGTN中国芸術推進計画」は、デジタルアート展を通じて、中国の優れた芸術と文化を紹介する大型国際交流プロジェクトです。今回の展示では第1、第2シリーズの作品「千年の調・宋代人物画譜」と「千年の調・宋代山水花鳥」も併せて公開されています。同シリーズでは、世界24の博物館から400点余りの宋代の書画を集め、多くの国際的な栄誉を獲得しています。(提供/CRI)
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