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中国メディアの参考消息によると、スペインメディアのラ・バングアルディアはこのほど、「中国と人工知能」と題した同国の社会学者マニュエル・カステル氏の論評を掲載した。
中国メディアの参考消息によると、スペインメディアのラ・バングアルディアはこのほど、「中国と人工知能」と題した同国の社会学者マニュエル・カステル氏の論評を掲載した。
論評はまず「中国は世界でデジタル化が進んでいる国の一つだ。そして今、中国は、人工知能(AI)が生活のあらゆる分野で活用されるという新たな段階に突入している」とし、「政府から企業、大学、SNSに至るまで、AIはまさに人々の関心の的となっている。リアルで魅力的な人工のキャラクターを起用した広告を至る所で目にすることができ、テレビではAIの活用を特集した番組が放送され、農業や商業、製造業、エンターテインメント業界の現場でもその活用が見られる」と紹介した。
論評によると、数カ月前のAI分野におけるディープシークの登場は、世界の産業の局面を一変させた。ディープシークの創業者の梁文鋒(リアン・ウェンフォン)氏は自宅やさまざまな場所で働き、常にコンピューターコードの作成に情熱を注いでいるという。中国政府は梁氏の功績を称賛するとともにあらゆる分野の中小企業がディープシークやアリババなどが提供するプラットフォーム上で独自のアプリケーションを開発できるよう、オープンソースコードの活用を推奨している。
カステル氏が中国でAIが広く受け入れられている理由を若者らに尋ねたところ、「未来だから」というほぼ同じ答えが返ってきた。多くの人が、職業上の成功や人間関係はますます高度化するAIエージェントの管理にかかっていると考えている。
論評によると、AIを推進するという当局の政策は一定の反響を得ているようだ。なぜ中国政府はこれを強調するのか。なぜなら中国は、あらゆるイノベーションとその応用を相互に関連付けて人間の活動と瞬時に相互作用できる鍵となる新たな技術において、米国に対する優位性を獲得しなければならないと信じているからだ。中国の技術の飛躍が目指しているのは、工業生産や農業生産、商業、社会サービスにおける品質と生産性を向上させ、中国を技術力の最前線に位置づけることだ。(翻訳・編集/柳川)
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