中国商務部の報道官が4日、米国の対中経済貿易規制の解除について記者からの質問に答え、中国側の立場を説明しました。

先日、商務部報道官は、中米両国がロンドンでの中米経済貿易協議メカニズム第1回会議の枠組みの詳細について合意し、中国側は条件を満たした管理品目の輸出申請を法に基づいて審査していると紹介しました。米国側はそれに合わせて中国に対する一連の規制措置を解除し、一部の報道によると、関連企業はすでに米商務省からEDAソフトウェア、エタン、航空機エンジンなどの製品の対中輸出を再開するとの知らせを受けており、これについて商務部としてどう評価するかとの質問に対し、報道官は、「中米経済貿易協議メカニズムの第1回会議後、双方は最近、両国首脳による6月5日の電話会談における重要な共通認識の実施およびジュネーブでの両国経済貿易会談の成果を固めるための詳細を確認した。現在、双方の作業チームはロンドン会談で得た合意の枠組みに関する成果の実施を急いでいる。中国側は条件を満たす管理品目の輸出許可の申請に対して、法令に基づいて審査中である。米国側も相応の行動をとり、中国に対する一連の規制措置を解除し、関連状況はすでに中国側に通告されている」と答えました。（提供/CRI）