中国初のメタノールデュアル燃料コンテナ船、初の国産グリーンメタノール注入を完了

CRI online    2025年7月3日(木) 17時30分

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中国初のメタノールデュアル燃料コンテナ船「中遠海運洋浦」号が2日、中国南部の海南省洋浦港に初就航し、洋浦国際コンテナ埠頭で初の国産グリーンメタノール注入を完了しました。

中国初のメタノールデュアル燃料コンテナ船「中遠海運洋浦」号が2日、中国南部の海南省洋浦港に初就航し、洋浦国際コンテナ埠頭(ふとう)で初の国産グリーンメタノール注入を完了しました。

「中遠海運洋浦」号は、中遠海運グループが建造した国内初のメタノールデュアル燃料コンテナ船です。全長366メートル、型幅51メートルで、最大コンテナ積載数は1万6136TEUに達し、洋浦港とアメリカ大陸を結ぶ航路に投入されます。これはメタノールを燃料とした国産のエンジンが初めて実際の船に適用されたもので、「中国船+中国グリーン燃料」の実現可能性を十分に証明するものであり、国内運航企業が船舶の設計・建造からグリーン燃料供給までのすべてを自力で行えることを示し、世界の海運業界のグリーン低炭素転換に向けた「中国の解決案」を提供するものです。

今回の「中遠海運洋浦」号は国内初の都市ごみ由来のグリーンメタノールの「生産、販売、応用」という産業チェーン全体が機能する応用例であり、主に都市の調理ゴミ、動物のふん便などの廃棄物を発酵させて得られるバイオガスを製造原料として資源の循環利用を実現し、温室効果ガスの排出量を大幅に削減した、ライフサイクル全体を通じたグリーン燃料です。バイオマス原料の収集、製造加工、貯蔵・輸送から最終的な燃料補給までの完全な産業チェーンが海南島内で完結しており、国内のグリーンメタノールにおける「生産・供給・貯蔵・補給」一体化モデルの実現可能性を初めて検証しました。(提供/CRI

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