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中国南西部の四川省広元市ではこのほど、野菜農家が都市部へ野菜を販売する際に便宜を提供する特別なバス路線「野菜籠専用線」が開通しました。
中国南西部の四川省広元市ではこのほど、野菜農家が都市部へ野菜を販売する際に便宜を提供する特別なバス路線「野菜籠専用線」が開通しました。
朝6時前、10人以上の野菜農家が栄山中隊駅で「野菜籠専用線」に乗り、市街地へ野菜などを販売するためバスを待っていました。籠には新鮮な果物や野菜が入っています。
地元のバス会社が日常的な調査を実施したところ、栄山中隊駅から金杯半山駅に向かう8番バス路線の通常運行では、始発バスの乗客の半数以上が野菜農家でした。これらの野菜農家は籠などを持って野菜を売りに出かけますが、乗り換えなければならないので、コストも時間もかかります。また、いつも野菜籠を持っているため、一般の乗客にも影響を及ぼしていました。こうしたことから、広元市バス会社は「野菜籠専用線」を開通することにしました。
「野菜籠専用線」は全行程に39の駅を設置し、栄山市場、110 廠路口駅などを経由し、沿線の複数の団地や市場をカバーしています。バス会社はまた、野菜農家の利便性を考慮して、広いスペースを持つ車両を選択し、車内の前後ドア間の座席を4列から2列に調整し、野菜籠などを置くスペースを増やしました。
広元市利州区栄山鎮張壩コミュニティーの住民で野菜農家でもある王中軍さんは、「運転手さんも野菜の積み込みを手伝ってくれて、非常に便利になった」と話しました。
6月18日に開通した野菜籠バス専用線は、7月1日時点で往復利用した野菜農家が延べ1300人余りに達したとのことです。(提供/CRI)
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