台湾のギデンズ・コーらの著作本、中国で「撤去」へ=香港民主派デモ支持の影響か―中国

Record China    2014年10月12日(日) 17時50分

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11日、台湾の小説家で映画監督のギデンズ・コーの小説が、中国で撤去され、発禁処分になったとのうわさが中国版ツイッターで拡散された。写真はギデンス・コー。

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2014年10月11日、台湾の小説家で映画監督のギデンズ・コー(九把刀)の小説が、中国で撤去され、発禁処分になったとのうわさが中国版ツイッターで拡散された。ニュースサイトの新浪は、大手出版社がいずれも政府機関から通達を受け取ったことを明らかにしている。

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中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)が11日、ギデンズ・コーや中国の歴史学者の余英時(ユー・インシー)の著作本について、売り場から撤去し、さらに発禁処分にしたとのうわさが中国版ツイッターで拡散された。なお、ギデンス・コーは台湾メディアに対し、「何も知らされておらず、ネット上のうわさ話について回答したくない」とコメントしている。

新浪が中国国内の出版社にインタビューしたところ、ほとんどが「通達を受け取った」と回答している。さらに「発禁」の中には、香港の作家で政治評論家の梁文道(リョン・マンダオ)らもリストに入っており、いずれも香港の民主派デモへの支持を公言したことが理由だとされている。

ギデンズ・コーの監督第2弾となる映画「等一個人[口加][口非]」は今月17日、中国で封切りを迎える。しかし今回の事態を受けて、公開されるかどうか分からない状態となった。数日後に上海で行われるプレミア上映会について、ギデンズ・コーは欠席を明らかにしている。(翻訳・編集/Mathilda

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