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浙江省湖州安吉県で6月18日、公共駐車場に駐車していた自家用車から火が出て、内装の一部が焼け、助手席がほぼ全焼した事故が発生しました。
中国東部の浙江省湖州安吉県で6月18日、公共駐車場に駐車していた自家用車から火が出て、内装の一部が焼け、助手席がほぼ全焼した事故が発生しました。駐車場の防犯カメラの映像や消防隊員による現場検証の結果、車内に置かれた携帯電話が高温にさらされたことが原因で発火、爆発したことが判明しました。
車の持ち主は同日午前、公共駐車場に車を止め、予備用の携帯電話を車内に置き忘れました。車は正面が太陽に向いており、当日は気温が高かったため、密閉された車内の温度は急激に上がり、室外温度を大幅に上回りました。さらに、車に日よけ措置が施されていなかったため、車内温度が急激に上昇し、携帯電話の爆発を引き起こしました。消防隊員が現場を確認したところ、事故車両には携帯電話や老眼鏡、モバイルバッテリーなど「時限爆弾」と呼べる物がそろっていたとのことです。
一方、北京市大興区では先月、自家用車のフロントガラスから火が出て炎上した事故が発生しました。消防隊員が調べたところ、車の持ち主が車内に置いていたモバイルバッテリーが高温の環境下で化学反応を起こして自然発火したことが分かりました。
夏の酷暑日には、密閉された車の中で温度が60〜70度まで上がると、車内に置かれた一部の物品が「時限爆弾」になりがちです。長時間にわたり日差しに照らされると、車内にある携帯電話などが高温で爆発する恐れがあります。こうしたことから、消防隊員は夏の猛暑日には携帯電話やモバイルバッテリー、香水、ライターなど燃えやすい物品を車の中に置かないよう注意喚起しています。(提供/CRI)
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